2012年6月3日日曜日

『TESV:SKYRIM』とある衛兵の冒険日誌#6

 株式会社帝国軍に入隊を志望したアルター君。
SPIや一般常識の試験をどうにかパスし、ようやく面接にこぎつけました。
さて、アルター君は面接でいい結果を残せるのか?
就職活動真っ只中の学生が、ほぼ妄想で書きました。


-面接会場前-
(あぁ~緊張するな~!!
ようやく憧れの帝国軍本社に来ているってのに、こんなに緊張するなんて!
しかも面接!
あ、やばい・・・トイレ行きたくなってきたな・・・。
お、門の前に人がいる。
あれが案内の人かな?
とにかく話しかけないと・・・。)
アルター「こんにちは!」
受付「あ、こんにちは。えーっと、面接に来た方かな?」
アルター「はい、そうです!」
受付「おぉ、そうですか!それではこの資料を持って中に入ってください。担当の者から
説明があるので、入って右に行って下さい。」
アルター「はい、ありがとうございます!」
(ふぅ・・・どうにか明るく振舞わないとな・・・。いかにも緊張してます!って顔しちゃダメだ・・・。
もっと元気よくいかないと!)
コンコン(ドアをノックする音)
アルター「失礼いたします!」
ガチャ
(あ、試験する部屋じゃないのか・・・。
それにしても結構人がいるな。
こいつらみんな面接に来た人たちかな。
ん、向こうの方に人だかりが出来ているな。
あそこが説明かな?)

担当A「えー、ではみなさん!どうぞ席に座ってください。私は面接担当のAです。今日は・・・。」
(説明なんて、ほとんどマニュアルか、先輩達に聞いたことと同じだな。まぁキッチリ自分のことを話せば大丈夫だ・・・。)
担当A「・・・で、当会社は・・・君達の・・・。」
(話なげー!全然面接に関係ないことまで言い出すし!なんだあの担当は!
これが帝国軍の面接担当だと思うと、なんか幻滅するな・・・。)
担当A「・・・それでは、君達の健闘を祈っています!それでは、面接会場はここから向かって反対側の部屋です。」
(ようやく終わった・・・。
この話だけでも、今日の活力の1/3は削られた思いだよ・・・。
でも、本当の戦いはこれからだ!
よし、面接会場に向かおう!)
係員A「面接会場は、ここをまっすぐです。頑張ってください。」
アルター「はい、ありがとうございます!」
(いい人だなぁ。・・・よし、頑張るぞ!まず入室の仕方は・・・。)ブツブツ
係員B「次の方、どうぞ。」
アルター「はい!」
(うわー、緊張する・・・。よし、行くぞ・・・!)
コンコン
??「どうぞお入りください。」
アルター「失礼します!」
ガチャ
アルター「いしのなか大学おおっと学部ロスト学科、アルターです。よろしくお願いします。」
担当官テュリウス「どうぞお掛けください。」
アルター「はい、失礼します。」
担当官テュリウス「んー、面接官トイレに行っていて、来るまで少し時間があるので、少し雑談でもしましょうか。」
アルター「え、は、はい。わかりました。」
(えっ、面接官がトイレ?なんというタイミングw)
担当官テュリウス「そうだねー、今現在、我ら帝国軍がどんな立ち位置にいるかわかるかな?あ、あんまりかしこまらなくてもいいよ、俺は面接官じゃないからね」
アルター「はい、えーっと・・・。帝国軍は、上級王を殺したストームクロークと交戦しており・・・・・・・。」
・・・・。
かかること十数分

・・・・。
・・・・。
コンコン
担当官テュリウス「おや、面接官がきたようだね。なかなか面白い話ができたよ。じゃ、ちょっと待っててね。」
アルター「はい!」
(なかなか緊張がほぐれたぞ!言いたいことも言えたし、頭が冴えた気がする!助かったー!)

面接官リッケ「遅れてしまって申し訳ない。それでは面接を始めます」
アルター「はい、よろしくお願いします!」
面接官リッケ「君に対する、帝国軍への思いはよーくわかったよ。」
アルター「????(え、なんだって?)」
面接官リッケ「ははは、実は扉越しで先ほどのテュリウスとの会話を聞いていたんだよ。黙っていてすまない」
アルター「は・・・い・・・?」
面接官リッケ「わかるかな?先ほどのテュリウスとの雑談で、もうすでに面接は始まっていたんだよ、ハハハ」
(な、なんだってー!!!???)

面接官リッケ「うん、君の考え方は、我々にはない新鮮なものだった。このような雑談形式の面接を設けて正解だったかな?」
アルター「(あばばばばば)」
面接官リッケ「最近では、面接を雑談をするようにやる企業もあるということらしいし、そのほうが君達のことを聞き出しやすいということらしいのでね。それで、最初から雑談させればいいんじゃないか?という考えで、このような面接を行っているんだよ。」
アルター「は、はい。」
面接官リッケ「うん、君にはいい予感がする。こういうのは珍しいことなんだよ。我々面接官は、自分の勘を信じる、ということを知っているんだ。この勘はきっと当たるだろう。よし、じゃぁ最後に質問をして、面接を終わりにしよう。いいかな?」
アルター「はい!」
面接官リッケ「よし、では、君にとって、“正義”とは何かな?」
アルター「私にとって、“正義”とは・・・・・・・・・・。」




受付「お疲れ様でした。良い結果をお祈りしています。」
アルター「ありがとうございます」
(これで面接は終わりか・・・。
意外とあっけなかったなぁ。
しかし、今日はいろいろあったな。
考えても始まらない。
・・・よし、あとは内定が取れるのを待つだけだ!
絶対、受かる。そんな気がする!


その数日後、彼は内定を取ることができた。
そして、今では無事に株式会社帝国軍に就職することができ、今では外回りに配属されている。
「とある衛兵の冒険日誌」は、これから本筋に向かっていくだろう。


これは、とあるソリチュード衛兵の少し変わった冒険日誌である。
つづく!

ふぅ、いかがだったでしょうか。
文才がないのは百も承知、そして実際にこんな面接があるのかも、本当のことは知りません。
なのでフィクションです。
それにしても面接とか実際に受けたことがないので全く思い浮かばないですね。
インターンシップとかを受けてみて、考えられるのはマナー良く、そして志望理由と自己PRをしっかり言う、と。
そんな漠然としたイメージしかありません。
これから就職活動という、人生のなかでも大きな壁がある時期にさしかかりました。
いまからでも遅くは無い、これは就職活動を説明する人は大抵いう台詞です。
いまからでも遅くは無い。
そう言われても、未知数のモノにどう立ち向かえばいいのやら・・・。
とりあえず、今は自分ができる精一杯のことをするだけです。
その精一杯の一つが、このブログかも・・・しれません。
Q:授業以外で何か頑張ったこととかはありますか?
A:ブログを書きまくりました。
なんて言えないですよね。
でも、成績を上げるために頑張ったことといえば、このブログが大きな割合を占めています。
授業に関することで、こんなに頑張ったことはそんなにないですから・・・。
とまぁ、ちょっとあとがきみたいになってしまいました、ごめんなさい。
次回からは結構自由な感じでソリチュード衛兵に扮した「アルター」くんを活躍させたいと思います。
それでは、これからブログを更新し続ける中で、このシリーズの応援をどうぞよろしくお願いします。
ではではー。

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